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春草堂メルマガVol.36(2015年2月配信)
2016.02.03

<今月の月運天中殺>
 2月3日を持ちまして、子丑天中殺のみなさまは2ヶ月間の月運天中殺終了です。お疲れ様でした。1月中にこの1年の予定をあれこれと考えた方は、天中殺が明けた今、もう一度すべての予定を確認し直してください。間違った判断を下している可能性があります。
 2月4日からは、寅卯天中殺の方が2ヶ月間の月運天中殺に入ります。算命学上での1年の始まりですが、焦ることなく、これまで通りの生活を心掛けてください。急な方向転換や、新規事、大きな買い物は要注意です。どうしても転換や新規事を行う必要がある場合は、信頼できる人物に判断を仰ぎ、自分ひとりの決断では絶対に決めないようにしましょう。




<新年のご挨拶>
 2015年もあっという間に1ヶ月が過ぎ去りました。みなさまにこのメルマガが配信されるのは、2月4日になっていることと思います。2月4日は二十四節気の「立春」にあたり、「初めて春の気が立つ」という時節を指します。そして、算命学上では、この「立春」をもって一年の始まりとします。今日こそが、算命学上での「元日」であり、「新年の始まり」です。


 というわけで、改めまして、あけましておめでとうございます。本年も算命学カウンセリング春草堂を、どうぞよろしくお願い申し上げます。


 さて、この2月3日で「甲午(きのえうま)」年が終わり、2月4日からは「乙未(きのとひつじ)」の年となりました。算命学の理論上、あるいは「干支学」的な思考上、この「乙未」という干支(かんし)は、全世界に共通してめぐります。つまり、地球全体が「乙未」の影響下に入る、という考え方となります。
 「乙」は木の陰の性質であり、自然界では草花を意味します。本能としては陰の守備本能であり、性情は「軟曲」「曲情」であり、意味としては「協調」「社交」を意味します。一方、十二支の「未」は、土性の陰の性質です。季節でいえば晩夏であり、暑の中庸の性情を持ちます。その字源は広葉樹が大いに枝を張り、葉を茂らせる姿であり、そのことから、「拡大の頂点」という意味もあります。「乙未」を自然界で考えれば、夏の盛りに強く根を張り葉を茂らせる夏草です。ちょっと目を離した数日の隙に驚くほど成長して農家を悩ませる田畑の雑草を思い浮かべると良いでしょう。非常に勢が強く、土に堅く根を張り、その養分を吸い上げます。「乙」と「未」の組合せを陰陽五行で考えますと、陰の木性と陰の土性の組合せですから、「木剋土(もくこくど)」という陰性の剋し合いとなります。太陰=月=肉体であることから、陰性は現実的な物事を意味し、陰性での剋し合いは、現実的な面での葛藤が起こりやすい一年であると言われます。

 現実性という言葉を具体的にいえば、もっとも当てはまるものが「お金」です。個人であれば生活費をまかなうための仕事で得るお金であり、会社組織であれば利益を求める活動であり、国家でいえば財政であり、国家間での経済取引なども当てはまるでしょう。そういった現実的なお金に関わるような問題で、大きな矛盾と向き合い、葛藤させられる年となりそうです。
 「乙未」は宿命生日干支解釈で言えば辰巳天中殺の「田園の芝」という宿命となります。これはのどかな田園風景であるとともに、着実に堅実に人生の歩を進めようとする謙虚な姿を意味しています。我々の住む日本は、東京という世界有数の大都会を有し、中国には抜かれたものの、世界第三位の経済大国です。しかしながら、それと同時に日本豊かな自然にも恵まれ、古来より八百万の神(=自然)とともに生きる、という生き方を求めてきた民族でもあります。現代においても、多くの人の心の中に、「心の故郷」として和やかな田園風景が生きているはずです。

 戦後、アメリカ主導の民主主義と資本主義の流れのなかで、経済大国となった日本。現代を生きる我々は、その恩恵を大いに受けて生まれ育ったわけですが、グローバル資本主義経済という巨大なシステムの中で、彷徨い、傷付けられ、苦しめられている人が入ることも事実です。お金を沢山稼ぎ、裕福になれば、お金で何でも買うことができる時代です。より効率的に、より多くのお金を得ること。それによって、高級車に乗り、高層マンションに住み、高級ブランドの服で身を固めることが「豊か」であると言われる時代です。しかし、それが本当に豊かな人生なのでしょうか。最上級のモノに囲まれた暮らしは、確かに1つの豊かな人生ではあると思います。けれども、そういった人生だけが、本当の豊かな人生ではないはずです。

 とどのつまり、個人であれ、法人であれ、国家であれ、今年は「謙虚」な心を持って、現実的な問題に望むべきだ、ということです。逆を言えば、堅実さや謙虚さというものを、求められる一年であるということです。夏の間、所狭しと一代の栄華を誇った夏草たちも、秋風が吹けば敢えなく枯れ果てるものです。いうなれば栄枯盛衰。驕る平家は久しからず。盛者必衰の理(ことわり)をあらわす。個人のテーマとしてではなく、世情のテーマとして、今年は「謙虚さ」というものがあることを、どうぞお忘れなきようお過ごしくださいませ。



<年運の星は今年のテーマ!(年運の星の見方)>
 さて、グレゴリオ暦(現代の暦)での新年1月1日から1ヶ月が過ぎましたが、みなさま、本年の抱負やテーマは、もうお決まりでしょうか?新年という区切りの良い時期は、新しいことを始めたり、目標を立てるのにちょうど良いときですね。もうすでに、目標に向かって取り組んでいらっしゃる方も多いでしょう。けれども、忙しくて抱負を考える間もなかった人も、スタートダッシュをし損ねて、諦め半分になってしまっている方も多いでしょう。まだ、今年の抱負が決まっていない方、諦め半分の方、今こそがチャンスです。冒頭にも申し上げたとおり、算命学での1年の始まりは本日2月4日。今日からが本当の1年の始まりであり、2015(乙未)年の年運が稼働し始めるところなのです。そして、年運は1年の行動の指針ともなるものです。つまり、今年のテーマが決まっていない方は、年運の星から、今年のテーマを導き出そう!ということです。では、さっそく、年運の見方をみていきましょう。


 無料カウンセリングや有料カウンセリングを受けられた方は、春草堂からメールでお送りしている「命式」をお持ちと思います。この命式の右側中央部分に、年運が書かれています。過去のものしかない方でも、「平成27年 乙未」という欄があるはずです。その行に書かれている星があなたの年運の星です。年運は、自分の宿命日干と年に巡る干支(今年であれば乙未)との関係から導きだされる星で、十大主星と十二大従星のそれぞれが1つずつめぐります。ちなみに、この十大主星と十二大従星の組合せは、六十干支によって導き出されるものですから、同じ星の組合せとなるのは60年に1度だけです。ですから、一生に一度しか巡ってこない星の組合せがほとんどです。しかしながら、宿命にもてる十大主星は最大で5個、十二大従星は最大で3個ですが、年運にはすべての星が規則的に巡ります。つまり、運命は誰に対しても平等というわけであり、宿命に持っていない星であっても、年運に巡ったときにしっかりとその星世界を生き、活用することによって、すべての星世界を知ることができるわけです。なお、星の組合せは先述の通り、「宿命日干」によって代わりますので、各年の年運の十大主星と十二大従星の組合せは10通りとなります。


 十大主星と十二大従星について簡単に説明しますと、十大主星は「意味」を持ち、十二大従星は「エネルギー(用数:1~12で12が最大)」を持っています。つまり、その名の通り主従の関係となっており、十大主星が意味するところの星世界を、十二大従星のエネルギーが支える、という解釈となるわけです。何をするべきかを十大主星から知り、どのように取り組むかを十二大従星から知る、と考えれば分かりやすいでしょう。


 では、以下で年運の星の組合せと、今年のテーマとすべきポイントを記します。



■日干「甲」の方:石門星 天庫星
石門星は柔軟な社交の星です。和合や協調、仲間作りという意味もあります。天庫星は、用数5ながら、専門分野に特化することで強い力を発揮します。自分の得意分野や興味のある分野において、仲間を作る1年です。


■日干「乙」の方:貫索星 天印星
貫索星は頑固でマイペースな星です。しっかりと自分自信を築くことが大切ですが、それを支えるエネルギーは傲慢であってはならず、赤子のように無邪気であることが条件です。


■日干「丙」の方:玉堂星 天堂星
玉堂星は学習の星です。書物からの学びや、伝統的価値観の見直しから、温故知新として今に役立てます。長期展望の天堂星が同時に巡っていますから、得られた知識を元に5年10年先の計画を練りましょう。


■日干「丁」の方:龍高星 天南星
龍高星は好奇心旺盛で新たな行動を求める星です。天南星は目的がハッキリと絞られていれば、自力で達成できる星です。やるべきことの優先順位を明確にし、新たな一歩を踏み出すべき年です。


■日干「戊」の方:牽牛星 天堂星
牽牛星は仕事運の星です。仕事において何らかの地位や役目が与えられます。天堂星は自らが最前線で行動するのではなく、一歩裏の立場で人員を配置し演出を行うプロデューサー的立場で力を発揮します。


■日干「己」の方:車騎星 天南星
車騎星は行動と闘争の星です。目的達成の意味を持つ天南星のエネルギーが同時に巡っていますから、目標をしっかり定め、争いをも辞さない覚悟で行動あるのみの一年です。


■日干「庚」の方:司禄星 天南星
司禄星は質素堅実にコツコツと準備を進める星です。引力の星でもあり、目的達成の天南星が同時に巡っていますから、異性との出会いにも縁があります。優先順位をつけて1つずつ取り組むこと。


■日干「辛」の方:禄存星 天堂星
魅力が高まり、自分を中心に人やモノが集まる年です。仕事においても、プライベートにおいても、自分が中心となって物事を進めると良いですが、最前線の現場は人に任せましょう。


■日干「壬」の方:調舒星 天印星
感受性や感性が非常に鋭敏となり、さまざまなアイデアが浮かぶ年です。しかし、それを支えるのは赤子期の天印星ですから、普段からありのままで邪気のない赤心でいることを心がけましょう。


■日干「癸」の方:鳳閣星 天庫星
集団での伝達本能を持つ鳳閣星ですが、自然体で大らかな星であり、趣味や遊びの意味も持ちます。今年は得意分野の趣味や遊びに没頭することで、返って冷静な視点から普段の仕事や生活を見直すきっかけが得られるでしょう。



 以上、宿命にもつ「日干」ごとの今年の年運に巡る十大主星と十二大従星でした。非常にざっくりとした解釈ではありますが、皆様それぞれに、なにか思い当たるものやピンと来るところあるのではないでしょうか?ちなみに私、カウンセラーの大澤は日干支が「丁卯」ですから、龍高星と天南星が巡ります。宿命に強いエネルギーの星を持たない私にとって、年運に巡る身強の星は非常に重要です。3年続く身強の星の、今年は最後の年。春草堂として独自の算命学カウンセリング術を磨いてきた私にとって、今年はより多くの人に知ってもらい、より多くの人を良い人生に導くために、飛躍の年とします。インターネットでのメールカウンセリングはもちろん続けますが、電話やスカイプでのカウンセリング、イベント出店や提携店舗などへの定期出張、法人向けのサービスの拡充など、やりたいことは山ほどあります。目的達成の天南星のエネルギーを活用し、新たなことへ挑戦していきます。

 皆様も、それぞれのお立場によって、いま取り組むべき問題も異なります。それによって、年運の星の解釈もちょっとずつ変わって行きます。変わるというよりは、星の意味合いにそれだけの「深み」や「幅」があるということです。自分なりに考えて答が出ない方、アドバイスが必要な方はぜひご相談くださいませ。