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何故人を殺してはいけないのか
2015.12.07

河合隼雄先生は、心と肉体とのあいだに「魂」というものがあって、人として間違ったことをすると、理屈は抜きで、その魂が損なわれていくのだ、あるいは腐っていくのだと言っておられました。人殺しがいけないというのも、要するにそういうことなのではないでしょうか。

村上春樹拝




特設Webサイト「村上さんのところ」を見ていて心のノートにメモした一文です。
このサイトはとっくの昔に閉鎖されていますが、そのかわり書籍化されていますね。
現代人が大好きな「科学的根拠」というものや、「実証されうる理論」というものが、
こういった本質的で根源的な質問の前ではまったくの無力であると痛感させられます。
そして、「魂が損なわれる」という感覚の大切さ。
人殺しまでしなくても、「魂が損なわれた」と感じる瞬間はあります。
魂を損なうことなく、天命を全うすることができれば、それが一番幸せですね。

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